惑星の観測結果です
(写真はクリックで拡大)


木星



土星


撮影日
2020年8月5日
   

撮影機材
VC200L

ZWO
ASI 290MC
SharpCapture
color : RGB24
6,117Fr(木星)
5,431Fr(土星)

RegiStax6,、ステライメージ7



場所 : 自宅

悪天候続きで撮影出来ない日々が続きました。
久し振りの木星と土星です。
シーイングは中程度(透明度中、時々風有り)でまだ南中前の高度が
低い時に撮影。
今期条件が良い時期に更に撮影予定です。
(2020年8月6日 記)


木星



土星


撮影日
2019年9月16日
   

撮影機材
VC200L

ZWO
ASI 290MC
SharpCapture
color : RGB24
5628Fr(木星)
4825Fr(土星)

RegiStax6,、ステライメージ7



場所 : 自宅

今シーズンも何枚か木星、土星を撮影しました。
その中からシーイングが良いものを選びました。
もう高度が低くなり好条件が期待出来ません。
これらがシーズンベストとなりそうです。

(2019年11月7日 記)


■8月10日撮影の火星動画像をStellaImage 8(VER.8.0f)で動画処理。
  下表に追加しました。同ソフトではADCの補正残も調整可能です。仕上がりは
  AutoStakkert3.0+RegiStax6に比べ若干差が有るように思いますが
  調整の追い込み差かも知れません。
(2018年8月13日 記)

■8月10日に火星を再撮影し下表に追加
 今回はFireCaptureで8,000フレームまで撮影しAutoStakkert3.0でスタック処理。
 風が時折強く吹くのでスライドルーフを出来るだけ閉じて風よけとし、
 望遠鏡から離れリモート撮影しました。またRegiStax6では強めのWavelet処理
 を行いました。その結果これまでより表面模様は見え出したがまだ不鮮明です。
 更にシーイング良い時に狙いたいものです。
(2018年8月12日 記)

火星


距離 : 5,759万km

視直径 : 24”

光度 : -2.8等

撮影機材
VC200L
Photon 3倍バーロー

ADC+
IR/UVカットFilter(ZWO)

ASI290MCカメラ(ZWO)
撮影日
2018年7月29日
    
 撮影日
2018年8月4日
  撮影日
2018年8月10日
 
 
SharpCapture
color : RGB24
1,586Fr
RegiStax6,NeatImage
FireCapture
color :offで撮影後
 DebayerでColor化
5,747Fr
RegiStax6,NeatImage
FireCapture
color :offで撮影後
 DebayerでColor化
NeatImage
  6,996Fr   AutoStakkert3.0でスタック、RegiStax6でWavelet処理

StellaImage8でスタック、画像処理
 7,996Fr  
StellaImage8でスタック、画像処理

大接近の好機ですが、鮮明な画像が撮れずがっかりです。大砂嵐で模様が
ハッキリしないものの、その前にいくつかの原因でピンボケになっているようです。
@シーイング悪い A光学系の光軸ずれ BADC使い方
光軸ずれは僅かに有る模様。修正したかったのですが、好機を外しそうでそのままです。
今後ADCは使い方を習得する事とし、シーイングについては粘り強く機会を狙う
事でどのくらい鮮明化出来るかがポイントです。光軸調整実施はこの時期悩ましい。
Captureソフトはもう少し使い比べて見る事とします。
(2018年8月9日 記)


  火星  土星 
 年月 2016年6月3日    2016年6月3日  
 時刻 20:43:58〜20:45:58  21:49:15〜21:51:15 22:26:19〜22:28:19 22:58:47〜23:00:47 
 画像   @  A  B   
右上約45°がS極 
@は特にシーイング悪く解像度が悪い。@〜B全てWaveletで輪郭強調を大とした。
両極冠と大シチルス(右下の黒いへこみ模様)からつながるチュレニーの海辺りが判別出来る。
 情報             距離   : 0.503214AU(天文単位)(7,528万km)   
           視直径 : 18.6"
           位置   : てんびん座(目印:さそり座 アンタレスの西北約14°)
           視等級 : -1.9等
           高度   : @;28.0°  A:32.7°  B:33.3°
  距離   : 9.0149AU(天文単位)
        (13億4861万km)  
 視直径 : 18.4"
 位置   : へびつかい座
        (目印:さそり座 アンタレスの東北約8)°
 視等級 : 0.0等
 高度   : 33.2°
 望遠鏡

カメラ
 ビクセン VC200L
焦点距離 : 1,800mm
3× バーロー(Photon)

Imaging Source  DFK21AU618AS
 撮影条件   120秒×30フレーム/秒
 Registax 6処理 

5月31日 6時34分に火星が衝。今回は10年半ぶりの最接近(スーパーマーズ)です。その3日後に撮影しました。
同日に土星も撮影しましたが、この距離では両方とも視直径は殆ど変らず、火星の光度は土星よりはるかに明るく
木星(−2.0等)とほぼ同じでした。この日22時頃には火星と土星はさそり座近く、木星は西方のしし座に有り
スピカ、アンタレスなど含め賑やかな眺めでした。高度は残念ながらいずれも30°程度と低く高倍率観測には
不向きでしたが……。
空気が澄んで透明度は良かったが、風が強くシンチレーション大でした。気流が良ければもう少し解像度が
良くなると思われます。
@〜Bの写真で火星の自転(14.63°/1時間)の様子が判ります。
(2016年6月4日記)、(6月5日追記)(6月6日火星、土星位置の誤記修正)

撮影日 画像   撮影対象 撮影機材・方法など コメント
 2016年3月28日    18:59〜19:01     木星  ビクセン VC-200L
2× バーロー
Imaging Source  DFK21AU618AS 

120秒×30フレーム/秒
 Registax 6処理
   M81、M82を狙っていますが、春霞で視界が悪く、北東方向が横浜市街の明りが眩しいためチャンスがなかなか有りません。
そこでまたも木星を撮りました。
 大赤斑の動きから自転の様子が判ります。
3枚の写真は、トリミング、回転補正の微調整が出来ていないため大きさと回転方向が一致していませんが、
これらを補正すると18:59から19:56の57分間に大赤班は33.4°回転していると読み取れます。
これから自転周期を計算すると約10.2時間となります。
他資料(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E8%BB%A2%E5%91%A8%E6%9C%9F)によると中緯度での自転周期は
9.9時間ですから誤差は3%程度。シーイングがそこそこによる不明瞭な画像の読み取り誤差と思われます。
木星はガス惑星であり、高速自転しているため、緯度によって自転周期が異なります(極に近いほど遅い)。

(2016年3月29日記) 
  19:28〜19:30
 19:56〜19:58 
2014年3月
23日
木星

ビクセン VC-200L
2× バーロー
Imaging Source DFK21AU618AS
120秒×30フレーム/秒
Registax 6

この時はシーイング良くないのかなと思いました。
しかしその後何枚か撮影したがこれ以上の明瞭度は
得られていません。



2015年8月
3日
土星

ビクセン VC-200L
2× バーロー
Imaging Source DFK21AU618AS
120秒×30フレーム/秒
Registax 6


1年振りに土星を撮影。風は強くなく絶好だったが、S/Nはあまり良くない。
入力光レベルが前回より小さい。CCD前に挿入していた光害カットフィルター
が原因か?

2014年5月
29日
   

ビクセン VC-200L
2× バーロー
Imaging Source DFK21AU618AS
120秒×30フレーム/秒
Registax 6

輪が開いて見易く美しい姿です。
風が強く、望遠鏡が揺れて細部が上手く写っていないようです。
今年にリベンジ予定です。